見たくないモノ。
試合がない状況が、最後までやらないでいいっていう、
あの不思議な空気を許しているのでしょうか。
例えば、ミスをしてボールが転がる。
これは1対1の時、その状況を「あっ!」って感じで、
立ち止まってコロコロ転がるボールを見てる。
ただただ2秒ほど見てる状態。
ミスして恥ずかしいのか、動かない方がミスしました!
そういう雰囲気を悟ってもらえると感じているのか。
ドチラにしても、淋しい状況である。
わしの団体にそういう時間がある。
昔の教え子が見たら怒るだろう、キット許してはくれない。
「アンタも歳を取ったな!」って殴りつけられるかも。
でも、そういうコトをされても仕方のない熱量でね。
バスケットボールを追っ掛けていたのも事実である。
なんだか不完全燃焼的な感じ…。
奥歯にモノが詰まった感じが、ドコかしらあるのは、
こういう見逃しているモノから来るのだろうな。
ミスを見てる、その状況を伝えているだけでは、
絶対に上手くはならんし、やるだけ無駄である。
そういう態度だから起こりうることもある。
因果応報。
全ては返ってくる。
そういう選手にはナニカが返ってくるし、
それを許してる指導者にも、ナニカが返るだろう。
わしに返ってくるのは良い。
けど、教え子には無駄な苦労はさせたくないのだ。
必要な苦労なら、ケチャップが出るまでやってほしい。
けど、無駄な苦労ってのは、残酷だし腐臭もする程。
それをするのなら、指導者のわしから正さないとね。
やはり”廻り回る”かなと、少し丹田に力が入った。
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